■作業終了時
|
(1) |
ジブを45度に伏せて決められた方向に抜けて止める。(風下が望ましい)
|
(2) |
旋回ブレーキのある機種は戦火ブレーキをかける。
|
(3) |
フックは空荷のまま最上位まで上げる。
|
(4) |
電源を切る。(制御盤内ブレーカ)正航空障害灯は点灯しておく。
|
■
強風
|
(1) |
作業を中止し作業終了時(1)(2)の処置をして状況を見る。
|
(2) |
強風が収まらない時は関係者と暴風対策の打ち合わせをする。
|
■
暴風・長期休
|
(1) |
旋回をフリーにできる場合
[1] ジブを伏せ限界の範囲にセットする。
[2] 旋回をフリーにする。(フリーにするときは風下に向ける)
[3] フックは空荷のまま上位まで巻き上げる。
|
(2) |
旋回をフリーに出来ない場合(ジブ角度が45度以上でフリーにできる場合を含む)
■フックから控え索(ワイヤロープ)が取れる場合
[1] ジブを45度に伏せて風下に向ける。
※作業所の状況により[1]の対策がとれない場合は事前に関係者と打ち合わせる。
[2] フックを出来るだけ上まで巻き(渦巻きリミットが働く手前)控え索を張る。
[3] 旋回ブレーキのある機種は旋回ブレーキを掛ける。
■フックから控え索(ワイヤロープ)が取れない場合
[1] ジブを45度に伏せて風下に向ける。
※作業所の状況により[1]の対策がとれない場合は事前に関係者と打ち合わせる。
[2]フックは空荷のまま最上位まで巻き上げる。
[3]旋回ブレーキのある機種は旋回ブレーキを掛ける。
[4]旋回環とマスト天端をレバーブロック等で緊結する。
■ジブが預けられる場合
[1]ジブを預けて緊結する。
[2]フックは空荷のまま最上位まで巻き上げる。
[3]旋回ブレーキのある機種は旋回ブレーキを掛ける。
|
上記の[1][2]の何れかの養生終了後に次の対策をします。
|
(3) |
電源用キャブタイヤケーブルは風にあおられぬようにマストに緊結する。
(組み立て時、クライミング時に緊結しているか再確認する。)
|
(4) |
電源を切る。ただし航空障害灯は点灯しておく。
|
(5) |
制御盤、運転室の扉や窓は完全に閉鎖する。
操作用キャブタイヤケーブルは制御盤のところでまとめてシート等で雨養生をする。
|